[VGN-SZ] Windows 7 / 10 アップグレード ガイド

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投稿者 AlbertSteins on 2017年4月10日月曜日 , in , , , , , , , , ,
2017/04/11 を以って Microsoft による Windows Vista SP2 の延長サポートが終了.

SONY VAIO VGN-SZ シリーズを例に Windows 7 / 10 へのアップグレードについて考察する.

実験機として中古で手に入れた VGN-SZ75 を使用した.

購入時点で Windows 10 Home (32bit) にアップグレード済みだったが,ドライバ等の対応が十分とは言えず,かなり手を焼かされた.


□ エディションの選別

既存の環境を継承する「アップグレード インストール」の可否は,アップグレードの前後のエディションの組合せに依存する.

関連サイト:
アップグレードの前に、これだけは、必ず確認しよう!](Microsoft 公式「Windows 7 まるわかりガイド」)

・要点

  • Windows XP 》 7 へ直接アップグレードする場合は,クリーン インストールのみ(一旦,Vista に上げてからならアップグレード インストールも可能).
  • Vista では Basic / Premium の二つに分かれていた Home エディションは,7 では Home Premium に一本化.Vista Business エディションに相当するのが 7 Professional .
  • Vista からアップグレードする場合,SP1 以上が要適用.
  • 32bit 》 64bit,64bit 》 32bit の更新では,アップグレード インストールはできない.
  • 32bit 同士,64bit 同士であれば,同一エディションか Ultimate への更新であれば,アップグレード インストールが可能.

・64bit 化の長所・短所

32bit 》 64bit のメリット・デメリットはいろいろとあるが,大きな利点の一つは OS で認識できるメモリが最大 3M までだったのが 8M と大きく向上する.

VGN-SZ シリーズの後期型 (VGN-SZ*4 / SZ*5) は 64bit 化が可能なので,一考の価値はある.
クリーン インストールにはなるが,下記記事を参考にすれば,プリインストール済みの VAIO オリジナルのドライバやソフトウェア類も継承させることができる.

VAIOをWindows 7と共に64bit化 (リベンジ 前編)](家電のいろは 広報室)

64bit 化のデメリットとしては,64bit に未対応のソフトウェアも少なくないという点.
特に仕事などで普段使いしているものについては,64bit 対応か先に必ず確認しておきたい.


・プロダクト キーとインストール DVD の入手

パッケージを購入してもいいが,[ヤフオク!]などでも DVD とキー(中古 PC から剥がしたと思しき COA ラベル)がセットで安価に売られている.

モバイル向けノートで光学ドライブが搭載されていない場合でも,プロダクト キーがあれば[Microsoft 公式で配布されている Windows 7 の ISO イメージファイル]が利用できる.


□ 更新の適用

プリインストールされたソフトウェアの更新は OS のアップグレード後には利用できなくなる場合もあるので,先に適用しておくのが無難.
最低限として BIOS と VAIO UPDATE は最新にしておきたい.

VGN-SZ75B/B | 製品別サポート](ソニー VAIO 公式サポート)


□ メーカー提供の補助ツールを利用する

メーカー製 PC であれば,アップグレード作業を対話式でアシストしてくれるツールが提供されていることもある.
互換性がなくアップグレードすると Windows 7 では動作しなくなるドライバやソフトウェアをアンインストールするように教えてくれたり,アップグレード後にはそれらを再導入する手順を示してくれる.

VAIO Windows 7アップグレードユーティリティー](ソニー VAIO 公式サポート)


□ Windows 7 / 10 用のドライバ・ソフトウェアの収集

アップグレード後に再導入が必要となりそうなドライバやソフトウェアを事前に収集しておく.
特にネットワーク アダプター関連は適用するまでネットに接続できなくなる場合も考えられるので,事前入手は重要.

参考記事:
VAIO typeSZ 32bitWindows7化に挑戦](店長のつぶやき日記)※ 音量注意

関連サイト:
Windows 7ドライバー/プログラム一覧](ソニー VAIO 公式 Windows 7情報)
VAIO LINK](海外製 VAIO 用ドライバ・ソフトウェア配布 FTP サーバー)

上記サイトで入手できるドライバ・ソフトウェア類は「アンオフィシャル(非公式)」である.
ここで言う「非公式」とは,「ソニーが配布しているが,サポート対象外.導入はあくまで自己責任で.何か不具合があっても知らないよ」くらいの意.

海外 FTP サーバーからは,SZ6_DRIVERS.ZIP,SZ6_UTILITIES.ZIP を入手.
※ 海外モデルの SZ シリーズは一桁表記(日本モデルの十の位に相当する部分なし).また,日本モデルが 0 からの連番なのに対し,海外は 1 から始まっている(日本:SZ*0~*5,海外:SZ1~6).

解凍するとそれぞれ,Drivers フォルダ以下にドライバがデバイス毎に,Utilities フォルダ以下にソフトウェア毎にインストーラが展開される.


□ アップグレード後のドライバ・ソフトウェアの再導入

ドライバに関しては OS 標準のものがあれば自動的にインストールされる.
デバイス マネージャー (Win + X - M,devmgmt.msc) にて「?」が表示された「不明なデバイス」などがあっても,事前に用意しておいたドライバを入れれば解消される.
また,デバイス製造元が提供する,OS 標準のものより高性能なドライバがあれば導入しておく.
※ NVIDIA の GPU ドライバを入れるまでは STAMINA モードで作業を行う.


・大容量記憶域コントローラー=メモリースティック スロットのドライバ導入

メモリーカード リーダーライター ドライバー (EP0000206081) を起動.
デバイス マネージャーで「大容量記憶域コントローラー」のドライバー更新を手動検索で実行.
検索場所に C:\Upgrade フォルダを指定し,「サブフォルダも検索する」にチェックをいれて検索.


・不明なデバイス=FeliCa ポート関連ドライバ・ソフトウェアの導入 ※ 搭載機のみ

「FeliCa Port Software」はバージョンアップと共に「NFC ポート ソフトウェア」に改称されている.

関連サイト:[NFCポートソフトウェア](SONY 公式 アプリ・ソフトウェア ダウンロード)

NFC ポート ソフトウェアは FeliCa Port Software が入ったままでもインストールできるが,旧バージョンは残ったままとなり,削除もできなくなってしまう(ドライバを共有しているため).
公式で配布されている「リムーバー」でドライバを含め,先に一度全削除しておく.
※ この時点でデバイス マネージャーから一旦,デバイスが消える.

その後,FeliCa Port Driver_32 (EP0000206209),NFC ポート ソフトウェアを入れる.
※ FeliCa Port Driver_32 には NFC ポート ソフトウェアに含まれていないドライバが一部含まれているため必須.実行すると DOS 窓が数秒開くだけでウィザードも何もないが,ちゃんとインストールできているのでご心配なく.
※ ドライバが入れば,デバイス マネージャーで自動的に FeliCa ポートは再認識される,

続いて,FeliCa Data Transfer 2.0WU (EP0000204717),「かざしてログオン」FeliCa Logon 3.0WU (EP0000204725),「かざポン for VAIO」Kazapon for VAIO 2.0WU (EP0000204719) を入れて完成.

インストールされたソフトウェアは「アプリケーションの追加と削除」(Win + X - F,appwiz.cpl) でバージョン等が確認できる.


・ドライバの自動更新の無効化

OS 標準からデバイス製造元の純正ドライバにせっかく入れ替えても,日付が新しい OS 標準のほうが再起動のタイミングなどで復元されてしまう場合がある.
これを防ぐために[デバイスのインストール設定の変更]で自動更新を無効にしておく.


以下,製造元純正ドライバへの入れ替えが続きますが,性能比較とかは特にしていません.
純正のほうが OS 標準より日付が古いこともあるし,優れているとも限らないので,自己判断で導入.
余力があれば,性能差の検証とか(できれば報告も)してみて下さい.
また,ほかのデバイスについても捜してみれば純正の最新版が見つかるかもしれません.


・オーディオ,セキュリティデバイス (TPM),指紋センサーのドライバ変更

それぞれデバイス製造元である SigmaTel,Infineon,Upek から提供されている専用ドライバがあるので,OS 標準のものから入れ替えておく.

EP0000206085:Audio Driver (SigmaTel)
EP0000206092:TPM Professional Package (Infineon)_32 ※ 搭載機のみ
EP0000206093:Protector Suite QL (Upek)_32 ※ 搭載機のみ


・タッチパッド ドライバの変更

製造元の Alps 製ドライバに入れ替える.
SZ6_DRIVERS を展開して,Drivers\Pointing\DPInst.exe を実行.


・Bluetooth ドライバの変更 ※ 搭載機のみ

こちらもデバイス製造元 Broadcom の提供する WIDCOMM 製スタック(ドライバ+関連ソフトウェア)があるので,これに入れ替える.

EP0000206086 (6.2.0.9600) を起動すると,C:\Upgrade\Drivers\Broadcom にインストーラが展開されるので,その中の setup.exe を実行.

ドライバが入ると,デバイス マネージャー上で Bluetooth デバイスの表示名が「ALPS-UGPZ9-BCM2046」へと変わる.

なお,Broadcom 公式に[WIDCOMM Bluetooth Software]の Windows Vista / 7 (32bit) 用の最新版 (6.5.1.6930) があるが,対象となる Bluetooth モジュールが明記されていないので適正かが未確認.
※ Windows 10 には互換性チェックで弾かれてインストール不可能.

ペアリング時にパスキーが要求された場合は,[VAIO WにWiiリモコンをつなげる]も参考に.
※ Wii リモコン限定?


・Ethernet ドライバの変更

有線ネットワーク (Ethernet) アダプター「Marvell Yukon 88E8055 PCI-E Gigabit Ethernet」用の純正ドライバに入れ替える.

Windows XP / 7 用だと国内では[レノボのサポートサイト]で配布されている 11.44.1.3 (2012/05/20) が最新だが,対象アダプタ名が明記されていないので適正かが未確認.
OS アップグレード時に自動で読み込まれたドライバのほうが新しいようなら不要.

Windows 10 の場合,Marvell 提供の OS 標準 12.10.16.0 (2013/04/11) のほうが新しかった.


・WiFi ドライバの変更

VGN-SZ75 には無線 LAN カードとして「Intel® Wireless WiFi Link 4965AGN」が採用されているので,「インテル® PROSet/Wireless ソフトウェア」が利用できる.
ただし,同ソフトウェアの[最新版]に含まれるネットワーク アダプター (WiFi) ドライバは,旧製品となった 4965AGN へのサポートは既に終了している.
そのため,ドライバのみ 4965AGN 対応の[2012/11/15 付け最終リリース](Wireless_15.3.1.10_DSxx.exe) であとから上書きする.
※ PROSet/Wireless ソフトウェアはわりと頻繁に更新されているので,アップデートした場合にはドライバの上書き作業は毎回行う必要がある.
※ 最終バージョンのドライバは Windows 10 用はないが,Windows 7 用が使える.

OS 標準との速度差については特に検証していないが,アダプタのプロパティの「詳細設定」タブが日本語化されるのは確認できた.
なお,接続したい無線 LAN ルータが上手く検索できない場合は,同タブで「ワイヤレス モード」がルータと合致しているか設定を確認する(特に中古 PC).

スリープからの復帰時に接続できなくなる場合は,[電源の管理]タブの設定も見直す.


・VAIO オリジナルのソフトウェアの再導入

Vista 時にプリインストールされていたものは Windows 7 と互換性のないものが多いので,再導入が必要(いたわり充電やハードディスク プロテクションなど).
SZ6_UTILITIES.ZIP を展開すれば,Utilities 以下ソフトウェア毎にフォルダができているので,順に setup.exe を実行していくだけでいい.
※ Bluetooth は何故か東芝スタックなので入れてはいけません.
※ Bluetooth スピーカーやヘッドフォンを使うなら東芝スタックは音質に定評があるが,認可されている Bluetooth モジュールに対してでなければ(セットアップ情報に細工しないかぎり)期限付きの試用版としてインストールされる.

各フォルダにはバージョン情報が記された Version.txt がある.
導入に際しては「プログラムの追加と削除」(Win + X - F,appwiz.cpl) などで,インストール済みと比較してバージョンが下がらないか確認する.
※ 場合によっては,Windows 7 / 10 で動作するものにバージョン ダウンデートが必要.


・他社製ソフトウェアの再導入

VAIO オリジナル以外の他社製プリインストール ソフトウェアについても,一度起動して互換性をチェック.
上手く動作しないものがあったら,公式サイトでアップデート等がないか情報を確認する.
Apple 関連,Adobe Reader,WinDVD,一太郎ビューア,Web ブラウザなど.


・おすすめのソフトウェアの導入 (Windows 10)

Windows 10 のシステム フォントが見づらいと不評.
Windows10 フォントが汚いので一発変更!]を使えば,旧 OS のフォントに即座に変更できる.
エクスプローラーはもちろん,Web ブラウザのメニューバーやタブのタイトル,ブックマークなどの表示フォントにも影響を与えるので結構印象が変わる.

OS アップグレードによりフォントの表示や改行幅が変わった影響か,「VAIO リカバリセンター」がウィンドウ内に納まりきらない.
窓サイズは 800x600 に固定されていて変更不可能.
TAB キーで移動,SPACE キーで決定すれば,窓からはみ出して見えない部分も勘で操作できなくもないが,リカバリを扱っているだけに操作ミスは怖い.
AutoSizer]を導入すれば,ウィンドウを強制的にリサイズできる.※ 管理者権限で実行.800x740 推奨.


・ディスプレイ ドライバの変更

STAMINA モードで使用されている,チップセット「モバイル インテル® GM965 Express」内蔵の「インテル® グラフィックス・メディア・アクセラレーター X3100」用のインテル純正ドライバ (15.12.75.4.1930,2009/10/02) に入れ替える.
OS 標準のままでも通常使用に差支えはなさそうだが,デスクトップアプリ「Intel® Graphics Media Accelerator Driver for Mobile」(8.15.10.1930) が一緒に導入されるので,ディスプレイのより細かい設定変更が可能になる.
※ タスクトレイやバックグラウンドに常駐するので,拘らない人は入れなくても良い.

チップセット名で検索]すると「インテル® チップセット・デバイス・ソフトウェア(INF アップデート・ユーティリティー)」(9.2.0.1030) もヒットするので,併せて入れておく(exe 形式は更にリンクを辿った先にある).
※ Windows 10 用はないので,Windows 7 用の最新版を代わりに使う.


・GPU ドライバの導入

SPEED モードで使用される専用 GPU「NVIDIA GeForce 8400M GS」には独自のドライバを適用する.
ただし,公式の[NVIDIAドライバダウンロード]で入手できる最新版は「その他のSony VAIOノートブックには対応していません。」と明記してあるようにそのままでは導入できない.

実行すると(SPEED モードからでも)互換性のチェックではねられるが,C:\NVIDIA 以下にファイルが展開されたままとなる.
インストールするにはその中のセットアップ情報ファイルの修正が必要となる.
※ NVIDIA のベンダー ID=10DE,SZ75 の GeForce 8400M GS のデバイス ID=9008104D.

参考記事:[VAIOのnVIDIAグラフィックドライバーを更新する方法](NAVER まとめ)

「NVIDIA コントロール パネル」や「NVIDIA 3D Vision」といった情報表示や詳細設定が可能となるデスクトップアプリは必要なく,ドライバさえ入ればいいなら OEM 版と同じ方法で簡単に最新版から導入できる.
OEM 版の導入方法については[VAIO typeSZ 32bitWindows7化に挑戦](※ 音量注意)を参照.
※ OEM 版は SZ6_DRIVERS.ZIP を解凍すると,Drivers\Video2 以下に展開される.

なお,ドライバのみなら STAMINA モードからでもドライバーの更新が可能.
デバイス マネージャーで「非表示デバイスの表示」を有効にすれば,「ディスプレイ アダプター」配下に「NVIDIA GeForce 8400M GS」が認識,半透明で可視化される.

ただし,NVIDIA 純正ドライバが VGN-SZ に適用できないのには,二つの GPU を切り替えて使用する「ハイブリッド・グラフィックシステム」との競合を避けるためなどの理由が考えられるので,導入は控えたほうが良いかもしれない.

また,GeForce 8400M GS が最大 256MB のグラフィックメモリに対応でき,当時の搭載機の多くも 128MB と半分はあったのに対し,SZ シリーズは 64MB と貧弱.
SPEED モードは負荷がかなり高く,冷却ファンも常時回転しているような状態で GPU の故障・半田不良を引き起こしやすい.
STAMINA モードで満足のいく性能が出ているなら,SPEED モードでの運用は避けるのがベター.

CPU,HDD,メモリのユーザーによる自己換装が比較的容易な設計で知られる VGN-SZ シリーズだが,GPU はマザーボードに半田付けされていて交換は厳しい.
一度故障したら,自己修復はほぼ不可能なので運用には気を配りたい.
※ 修理業者も専用 GPU を使用しないことを条件に修理後の保証を付けているほどらしい.

参考記事:
GPUのドライバ導入手順 | GPUの故障 | SONY VAIO VGN-SZ74B](Trackball Optical Repair)
VAIO VGN-SZ92PS SPEEDモードで縦縞・起動しない](パソコン修理日記 PERSIM)


□ 補足 1:SATA の動作モードの変更

Windows Vista のプリインストール機の多くには SATA 接続の HDD が採用されているが,IDE 接続 HDD からの過渡期にあった XP との互換性を保つため,IDE 互換モードで動作していることが少なくない.
IDE 互換モードのままだと,SATA の性能を十分に発揮できないばかりか,HDD 》 SSD 換装をしたときにトラブルが発生しやすい.

IDE 互換モードから SATA 本来の動作モードである AHCI に変更するには,レジストリを編集して AHCI ドライバが読み込まれるようにしたのち,BIOS でモード変更をする必要がある.
※ Windows XP 以前には OS 標準としては AHCI ドライバは含まれていない.

レジストリの編集には[SATAモード変更支援ツール]を利用しても良い.

モード変更は OS のアップデートの前でも後からでもほとんど作業量は変わらないが,Windows 10 にアップグレードしてから AHCI を有効にする場合は,レジストリの構成が若干変更されているので注意する.
もちろん,上述のツールも利用できない.

参考記事:[Windows 10でAHCIへ変更](システム屋さんの忘備録)

SZ シリーズは初期には XP がプリインストールされていた名残りか,Vista プリインストール機に関しても IDE 互換モードで工場出荷されている.
BIOS 自体は AHCI へのモード変更にも対応しているが,BIOS 設定画面上ではこの項目は非表示にされていてユーザーは通常ではアクセスできない.
だが, MS-DOS 起動ディスクでブートして Phoenix 系 BIOS の設定変更ソフト「Symcmos」を利用すれば,設定画面を使わずに設定情報を更新できる.
※ 起動ディスクとしては,FDD があればフロッピーディスク,なければ USB メモリも使える.
※ 付属品の ExpressCard/34 スロット用アダプタに SD メモリーカードを挿して使うことも可能.
※ FD を使う場合は,BIOS 設定でブート順位を上げておく必要がある.

また,Windows 7 の XP 互換モードや VirtualBox などの仮想化ソフトウェアを利用するときに必要となる「インテル® バーチャライゼーション・テクノロジー」の項目も同様に BIOS 設定からは隠されているので,併せて有効化しておくと良い.

参考記事:
VAIO Type SZ AHCI&Intel VT 有効化](HMX-1x.NET)
VT有効化に関するメモ](アクロスのwikiへようこそ)
LaVie LL750/TのIntel VT-xを有効にしよう](アシマネくんのほんわか日記)
※ VGN-SZ ではありませんが,MS-DOS 起動ディスクの作成方法,Symcmos の解説あり.

AHCI に変更したら折角の Intel 製の SATA コントローラなので,ドライバも OS 標準から Intel 製へと替えておきたい.
Intel 製 AHCI ドライバは[インテル® ラピッド・ストレージ・テクノロジー (RST)](旧インテル® マトリクス・ストレージ・マネージャー)という RAID 構成用のユーティリティに含まれているが,最新バージョンは SATA を RAID モードで動作させていないと互換性チェックではねられてインストールできない.

しかし,Vista 対応の最終バージョン (9.6.0.1014) であれば,AHCI モードの Windows 10 でも導入できることが確認できた.
※ もっと新しいものでも入るかもしれないが,13.6.0.1002 は不可だった.

参考記事:[バイオのハードディスクをSSDに換装 | SONY VAIO VGN-SZ93S](小豆チップス)

(追記)
次の 10.1.0.1008 まで入ることが確認できたが,英語版らしい.
先に 9.6.0.1014 を入れて 10.1.0.1008 で上書きしたところ,RST のデスクトップアプリの表示が一部英語に戻っていた(9.6.0.1014 を入れずにインストールしたら全面英語になるかも).
AHCI ドライバはちゃんと 10.1.0.1008 に更新されてました.


□ 補足 2:セキュリティソフト再導入前の完全削除

Vista には OS 標準のセキュリティソフト「Windows Defender (WD)」以外にも Microsoft が提供する「Windows Security Essentials」を任意で導入できた.
Windows 10 では WD に一本化されているが,OS アップグレード後に「別の AV プログラムによって処理されます」の表示が出て,WD を有効化できない場合がある.
他のセキュリティソフトを入れる場合にも,同じような理由でインストールできないことがある.

この症状は,過去に導入されていて既に削除したはずの AV(アンチウィルス)プログラムが残した,(「プログラムの追加と削除」からのアンインストールでは消去しきれない)レジストリ情報などが影響して,AV プログラムが稼働中と誤検出されていることが原因.

SZ シリーズの場合,プリインストールされていた「Norton Internet Security」が疑わしかったので,Symantec から配布されている[ノートン 削除/再インストールツール]を利用して完全削除したところ解消された.
※ 途中で「拡張オプション」から「削除のみ」を選択しないと,再インストールを促される.
※ 削除後,再起動しないとウィンドウすら閉じられないので注意.

こうした削除ツールはセキュリティソフト各社から提供されているので,過去にアンインストールしたことがあるなら,新しいものに乗り換える前でなくてもレジストリの清掃のために一度実行しておくと良い.

関連サイト:
McAfee KB - マカフィー・個人向け製品専用削除ツール(MCPR.exe)の使用方法


□ 今後の課題(備忘録なので気にしないで的な)

  • HDD 》 SSD 換装.
  • 64bit OS 化とメモリ増設.
  • 液晶保護フィルム.キズ防止というよりはブルーライトカットとノングレア(非光沢)化が目的.わりと高価なのが痛い.ブルーライトカットは次期大型アップデート Windows 10 Creators Update に新機能が追加されるし.
  • 後期型 SZ の mini PCI Express(無線 LAN カード)スロットはフルスペックなのか調査.前期型が非フルスペックなのは周知.追加予算がかかるので逡巡.
  • 冷却系の分解清掃と GPU の健康診断(物理).道具は揃ってるが失敗すると動かなくなるから怖い.
  • PC クーラーの購入.
道程はまだまだ長い……

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